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円の構図について

円の黄金分割比三分割法
 主食・副食が小さい(少ない)時に使える構図です。
 基本は1に主食とソースを配置し、4に副食を配置し、3にはハーブなど飾り野菜を配置するとバランスの取れた盛り付けになります。
円の三角形の構図
 円の中に三角形の配置をする事で、手前の主食は大きく重量感があるものを配置し、奥は小さい副食やハーブなど飾り野菜を配置する事で安定感のある盛り付けになります。
 逆三角形の配置は少ないと思いますが、高級食材などを配置する場合は手間に少量を配置し、奥に副食やハーブなど飾り野菜を華やかに盛り付ける事で手前の食材を引き出す事ができます。
円の十字の構図線による構図
 十字の構図はかなり多くの場合に、使われる構図だと思います。
 カレーライスなどルーとご飯が、半分づつ占める時は、福神漬けなどをご飯側の上部に盛り付けます。(テーブルに置くときのご飯とルーの方向は定義がないようです・・・。もし知ってる方が見えたら教えてください。)
 豚カツなど主食を手前半分に配置、奥の半分にキャベツ右上にパセリはよく見る盛り付けです。
 オーソドックスな構図ゆえ飾り野菜などのアクセントは重要なポイントになります。
円の放射線の構図
 この構図は普段あまり使う事はないと思いますが、貝割れ大根など茎の長いもので、天への広がりを表現したり、遠近感を出したい時は有効な構図となります。

 サラダなど応用するレシピはありますのでちょっと凝った盛り付けには使ってみて下さい。
円の点の構図
 お皿に中央に、主食を盛り付ける構図です。
 ゼリー固めのオードブルや目玉焼きなど、中央にドーンと存在感をアピールする盛り付けに有効な構図です。

 バジルソースやオリーブオイルなどソース類を巧く組み合わせることでより主食を引き立たせる事ができます。
円の円の構図
 丸いお皿に丸く食材を盛り付ける構図です。
 マグロとアボカドの刺身など交互に盛り付けることで、赤と緑のコントラストが目を楽しませ、円によるバランスは安定感を感じさせます。

 主食も副食も小ぶりなブロックになったものが、多数ある場合に適した構図です。

 思いつく構図について上げてみました。構図はあくまでも考え方の一つであり、これに縛れて、食べる人の事を忘れた盛り付けは、本末転倒になります。
 食べる人の立場になり、盛り付ける位置関係は配慮してください。
第14回 「円の構図」
2002年 10月 19日作成
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