伍の講座へようこそ
装飾学とは
装飾学とはRobinの独自の考え方で、「
美味しい料理をより美しく見せるためにはどうすればよいか?」を
テーマに、美しく見せるための盛り付け方の基礎を提案する講座です。
最近作った料理を思い出してみて下さい。
普段、ご家庭で料理を作り、食卓に出す際、どんな盛り付け方をしていますか?主材と副材をバランスよく盛り付けているという方は少なくのではないでしょうか?
多くの方は作った料理を無造作に盛り付け、ソース等をかけて食卓に出しているのではないでしょうか?
つけあわせなどをバランスよく盛って飾り付けをした料理は、華やかにまた豪華に見えるのではないでしょうか?
盛り付ける時のバランスと言っても、盛り付ける食材の形や色がそれぞれ違い、主とするメイン食材と副とするサブ食材をどのような配置するかで相手に伝える印象も違ってきます。
しかし、バランスを気にしすぎ、食べる側の食べやすい配置を無視しては本末転倒になりかねませんので注意が必要です。
つまり、
ちょっとした心遣いが、食べる人の心を豊かにしてくれます。
「ちょっとした心遣い」とは難しいと思われますが、意外と簡単なのです。
メインとなる食材を手前に配置し、レモンなどメインにかける果物類は、右手前に配置してある方が、取りやすくかけやすいですよね。
料理の配置と彩りにこの「ちょっとした心遣い」がミックスする事で、美味しいそして美しい料理を演出する事ができます。
装飾学の考え方は、大きく二つのテーマに絞りました。
配置のバランスの考え方と
色のバランスの考え方です。この考えはRobin独自の理論であり、他の何物を縛るわけでもなく、批判するつもりはありません。逆によいものは装飾学に取り入れていきたいと考えています。
独自の考え方のため、これにより生じた損害等については一切責任を負いませんであしからず。
二つのテーマの大まかな考え方として、
配置のバランスとして芸術や写真の世界で使われている「
構図」中心とした考え方と、
色のバランスとして設計やアパレル分野等で使われている「
カラーコーディネート」の考え方について、基礎の知識を取り混ぜながら講義をして行きます。