四の講座
だしの基礎

 洋食だしのとり方について

 魚のブイオンのとり方
魚のブイオンで使う食材 水10カップ(2l)分
・根魚を使います。今回はカワハギのアラ・ぶりのアラ
(根魚とはメバル・カサゴ・ソイ・アイナメ・カワハギなど海の底に生息している魚の事です。)
・玉ねぎ1/4個・ニンジンの皮や首・ネギ1本・セロリ1本
・ニンニク4片
使う器具
シャトルシェフ
ここで使う野菜は、香草野菜と呼ばれ皮のまま使います。玉ねぎも皮のまま使いますので、きれいに洗い流してから使って下さい。
これ以外にパセリの軸・エシャロットなどあれば香りがよりいっそう良くなります。
シャトルシェフの内鍋に水10カップ(2l)を入れ、そこへ根魚・香草野菜をすべて入れます。
強火にかけます。
沸騰したら中火に落とします。
魚のあくが大量に出てきますので、あく取りで取り除きます。
シャトルシェフの外鍋に入れ30〜60分保温します。
根魚を取り出し、フードプロセッサーで砕き、鍋に戻します。
入れてすぐの状態はこんな状態です。
強火で沸騰したら、シャトルシェフの外鍋に入れ30〜60分保温します。
シャトルシェフから取り出した状態です。
上澄みは澄んでいます。
ボールとザルを使い「だし」と「だしがら」を分け、「だしがら」を持ち上げ自然に落ちるのを待ちます。
無理に絞ったりすると濁る原因となりますのでやめましょう。
ザルだけでは魚の粘土状のあらが残ってしまい濁ってるため、上澄み以外は茶漉しになどで取り除きます。
大量に出来ますのでタッパなどに小分けして冷凍します。
これにより料理の都度ブイオンを取る必要がなく、時間のあるとき一度に作り、必要量解凍して使えば手間が省けます。

 



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